Adobe Connect は、オーディオを会議およびトレーニングセッションに追加する次のソリューションをサポートしています。お使いのアカウントで使用できるオーディオコンファレンスのオプションについては管理者にお問い合わせください。
Universal Voice(UV)オーディオプロバイダーを使用すると、Adobe Connect ですべての電話ベースのオーディオを Adobe Connect 会議室に VoIP を介してブロードキャストすることができます。アカウント管理者および会議主催者の両方が Universal Voice 用にオーディオコンファレンスプロバイダーを設定できます。「Universal Voice の使用」を参照してください。
これらのアダプターは Adobe Connect の拡張機能で、Adobe Connect と特定のオーディオコンファレンスプロバイダーとの通信を提供します。統合されたアダプターには高度な呼び出し機能があり、主催者が会議でオーディオコンファレンスをコントロールできます。 アドビでは、ホストされたインストールにいくつかの統合されたテレフォニーアダプターを提供しています。 例えば、MeetingOne、Arkadin、PGi、InterCall などがテレフォニーアダプターとして統合されています。 ライセンス版インストールの統合されたアダプターは、Universal Voice 用に設定することもできます。 「統合されたアダプターの使用」を参照してください。
次の表では、Universal Voice と統合されたテレフォニーソリューションが比較されています。
Universal Voice オーディオプロバイダー |
統合されたテレフォニーアダプター |
|
---|---|---|
VoIP を介してオーディオを Adobe Connect にブロードキャストする |
可/不可 |
Universal Voice に対して有効である場合は可 |
ミュート、保留などの 機能が拡張された呼び出しコントロール |
不可 |
可 |
Adobe Connect Meeting を使用してオーディオを記録する |
可、UV が利用可能な場合以外は、不可。 |
可 |
Flash Media Gateway (Adobe Connect のインストーラーから入手可能) が必要です。 |
可 |
不可 |
主催者が出席者にダイヤルアウトして、オーディオコンファレンスに参加させるためのオプションが複数用意されています。登録出席者のプロファイルに保存されている電話番号を使用することも、新しい電話番号を入力して、登録出席者にダイヤルアウトすることもできます。未登録出席者をオーディオコンファレンスにのみ参加させるには、新しい名前とダイヤルする電話番号を入力します。
注意:
ユーザー設定のオーディオプロバイダーの場合、ステータスアイコンは表示されません。
注意:
一部のオーディオコンファレンスプロバイダーは保留機能をサポートしていません。
オーディオプロファイルは、オーディオプロバイダーにマッピングするオーディオコンファレンス設定の集まりです。Adobe Connect Meeting でオーディオプロバイダーを使用するときには必ずオーディオプロファイルを使用します。 オーディオプロバイダーは、Adobe Connect で動作するオーディオコンファレンスサービスを提供する会社です。オーディオプロバイダーについて詳しくは、「オーディオコンファレンスのオプション」を参照してください。
すべてのオーディオプロファイルには、オーディオプロバイダーとプロファイル名が含まれています。 残りの情報には、主催者がミーティングに提供する番号およびアクセスコードが含まれています。 この情報を入力するために表示されるテキストボックスはプロバイダーによって異なります。 統合されたプロバイダーの場合、要求される情報は設定コードに由来します。 Universal Voice プロバイダーの場合、要求される情報はダイヤルシーケンスにおける主催者定義の手順に由来します。 「ダイヤルシーケンスの定義」を参照してください。
オーディオプロファイルは、会議の主催者、制限付き管理者および管理者が作成できます。
注意:
オーディオコンファレンス設定およびその他のプロファイル情報がオーディオコンファレンスを正常に開始できるかどうか、確認することができます。 プロバイダー情報の入力ページ(管理/オーディオプロバイダーまたはマイプロファイル/マイオーディオプロバイダーをクリックし、プロバイダーを選択して「編集」をクリック)でテストを実行します。 「ダイヤルシーケンスのテスト」を参照してください。
注意:
会議の開始後にオーディオプロファイルを変更すると、新しいコンファレンス設定は、その会議を終了して再開した後に、実施されます。 変更が表示されるまで数分お待ちください。 会議の中から「オーディオコンファレンスの設定」ダイアログでオーディオプロファイルを変更すると、変更はすぐに反映されます。

Universal Voice ソリューションを使用すると、VoIP を介して会議参加者とのライブのオーディオコンファレンスを行うことができます。 参加者はコンピューターのスピーカーを通じて電話ベースのオーディオを聞き、音声を電話またはコンピューターのマイクを介してブロードキャストすることができます。 主催者は Adobe Connect Meeting を使用してオーディオコンファレンスを記録することができます。
プロバイダーにアカウントが存在する限りは、すべてのオーディオプロバイダーが Universal Voice 機能を使用できるように仮想的に設定することができます。 最初の手順では、会議にダイヤルインするため、プロバイダーの名前や電話番号などの認証の詳細をセットアップします。 「オーディオプロバイダーの作成または編集」を参照してください。
ホストアカウントの場合、主催者が会議に参加しているときに、Adobe Connect サーバーでダイヤルシーケンスを使用し、オーディオコンファレンスに参加します。 この手順で、オーディオコンファレンスにダイヤルインするためのコンファレンス番号、DTMF トーンおよび一時停止をセットアップします。 「ダイヤルシーケンスの定義」を参照してください。
ダイヤルシーケンスが予想どおりに動作しているかどうかを確認するには、ユーザー定義の手順を含む手順を実行し、それに応じてダイヤルシーケンスを調整することができます。 「ダイヤルシーケンスのテスト」を参照してください。
お使いのアカウント内のオーディオプロバイダーについては、オーディオコンファレンスをセットアップするため、1 つ以上のオーディオプロファイルを作成できます。 「オーディオプロファイルの作成と使用」を参照してください。.
会議ウィザードを使用して会議を作成しますが、オーディオコンファレンスの設定を手動で入力する代わりに、いずれかのオーディオプロファイルを選択します。 オーディオプロファイルには、オーディオプロバイダーのコンファレンス設定が含まれています。 「オーディオプロファイルと会議の関連付け」を参照してください。
主催者が会議を開始し、参加者が電子メールまたはインスタントメッセージで招待を受信して、会議に参加します。 「会議への参加」を参照してください。
Adobe Connect でコンファレンスに参加できるように、主催者は会議室からオーディオコンファレンスを開始します。 「会議のオーディオの開始」を参照してください。
会議の主催者は、オーディオプロファイルが会議に合わせて自動的に開始するように設定することができます。 主催者が手動でオーディオプロファイルを開始する必要がなくなりました。 詳細は、「会議内からの、オーディオコンファレンス設定の変更」を参照してください。
主催者は電話ベースのオーディオを Web コンファレンスと一緒に録画することができます。 オーディオはオーディオコンファレンスで再生されます。 会議の録画を参照してください。
主催者がモデレーターとしてオーディオコンファレンスを開始し、その後に会議室を退出した場合は、すべての参加者に対してコンファレンスが終了します。 一方、主催者が参加者としてオーディオコンファレンスを開始し、その後に会議室を退出した場合は、オーディオコンファレンスは残った参加者で続行されます。 使用しているオーディオプロバイダーによっては、オーディオコンファレンスを開始するときにモデレーターコードまたはリーダーの PIN 番号が必要になる場合があります。
会議室を退出したときに、オーディオコンファレンスが終了しないようにするには、以下を実行します。
参加者コードを使用し、オーディオコンファレンスを開始するオーディオプロファイルを作成します。 「オーディオプロファイルの作成と使用」を参照してください。
ユーザー設定プロバイダーの場合、ダイヤルシーケンスに参加者テキストボックスが含まれていることを確認してください。 このテキストボックスは、そのプロバイダーに基づいたオーディオプロファイルを作成するときに表示されます。
デフォルトでは、会議のオーディオは有効になっていません。 会議の主催者は、会議が最初に起動されたときに自動的に開始するようにオーディオコンファレンスを設定することができます。設定によっては、オーディオコンファレンスは、ユーザーへの表示あり、または表示なしで開始します。 これらの設定を会議中に変更した場合、変更は会議を次回起動したときから有効になります。
オーディオコンファレンスを開始しその環境設定を設定するには、次の操作を行ってください。
オーディオコンファレンスの様々な環境設定にアクセスするには、「オーディオ/オーディオコンファレンスの設定」の順にクリックします。 詳細は、「会議内からの、オーディオコンファレンス設定の変更」を参照してください。
注意:
Universal Voice が設定されている場合、両方のオプションを選択できます。 参加者は、コンピューターのマイクを使用してオーディオコンファレンスに参加することも、電話を使用して会議に参加することもできます。 参加者がコンピューターのスピーカー経由で電話ベースのオーディオを聞き、マイクを介して電話ユーザーに音声をブロードキャストできるようにするには、ブロードキャストを開始します。 ブロードキャストを停止すると、VoIP ユーザーは電話ユーザーの音声を聞き取れますが、電話ユーザーは会議ユーザーの音声を聞き取れません。
主催者がオーディオコンファレンスを開始した後、オーディオコンファレンスの設定に応じてすべての出席者に通知ウィンドウが表示される場合があります。 次のオプションが利用できます。
ダイヤルインおよびダイヤルアウト情報が出席者に提供されます。
主催者によってプリセットされたオーディオコンファレンスが開始します。
さらに、主催者には、オーディオコンファレンスを開始するダイアログと、環境設定でオーディオコンファレンス設定を行うダイアログが表示されます。
会議中のオーディオメニューからオーディオコンファレンスに参加する
ポップアップメニューの項目からオーディオコンファレンスに参加することができます。手順は次のとおりです。
コンファレンスの音声に接続するには、メインのメニューバーにある電話ボタン
をクリックします。
オーディオコンファレンスに参加ダイアログボックスで、次のいずれかを選択します。
ダイヤルアウト
入力した電話番号で、会議から通話を受信します。
ダイヤルイン
テキストボックスに示された番号と説明を使用してダイヤルインします。
ダイヤルイントークンが指定されている場合、主催者は特定の出席者をミュートすることができます。 ダイヤルイントークンが指定されていない場合、主催者は最初に出席者ポッドで出席者と関連する電話番号を結合する必要があります (「電話会議での同一ユーザーの 2 つのエントリの結合」を参照)。
オーディオが会議でブロードキャストされている場合、会議のユーザーにはポップアップダイアログボックスで「聞き取り専用」にするオプションが与えられます。 「聞き取り専用」をクリックしたユーザーは、そのオーディオコンファレンスで受身の状態になります。 詳細は、「会議内からの、オーディオコンファレンス設定の変更」を参照してください。
マイクの使用(コンピューター/デバイス)
自分のコンピューターのマイクとスピーカーを使用して接続する場合に選択します (「VoIP を使用した音声のブロードキャスト」を参照)。
すべての参加者に対してオーディオを有効にするには、オーディオ/参加者のマイクによる発言権を選択します。
アイコンが出席者ポッド内のすべての参加者に対して表示されます。
特定の参加者のオーディオを有効にするには、出席者ポッドで 1 人以上の出席者を選択します。 次に、ポップアップメニューから「オーディオを有効にする」、「主催者にする」、または「プレゼンターにする」のいずれかを選択します。
が出席者ポッド内の特定の参加者の横に表示されます。
注意:
主催者は同じポップアップメニューを使用して、後で特定の出席者のオーディオを無効にすることにより、背景ノイズを減らすことができます。
メインのメニューバーにあるマイクボタン の横にアスタリスクが表示されます。ある発言者がマイクボタンをクリックすると、他のユーザーのマイクボタンは現在の発言者が再びマイクボタンをクリックするまで無効になります。 このオプションは、オーディオの送信に VoIP を使用している場合にのみ使用でき、VoIP とテレフォニーの組み合わせをオーディオに使用する場合は使用できません。
MeetingOne のオーディオコンファレンスでは、レクチャーモードを有効にすることができます。 レクチャーモードでは、MeetingOne の主催者、Adobe Connect の主催者、およびプレゼンターのみが発言できます。 会議の他の参加者は全員ミュートされているか、マイクによる発言権が停止されているため、オーディオを転送することはできません。
出席者がトークンを使用せずにオーディオコンファレンスにダイヤルインすると、その出席者は出席者リストに 2 回表示されます。 1 回目は名前、2 回目はマスクされた電話番号と共に表示されます。 主催者はエントリを 1 つにまとめることができます。
Adobe Connect セッションでオーディオブロードキャストを停止または一時停止できます。 オーディオブロードキャストを停止すると、音声統合だけでなく、UV 回線も切断されます。 オーディオブロードキャスト一時停止オプションは、UV 回線を切断することなくオーディオブロードキャストを一時停止します。 オーディオブロードキャストが停止されると、携帯電話から参加している参加者は通話を継続できますが、他の参加者がその声を聞くことはできません。 しかし、オーディオブロードキャストを一時停止すると、電話回線を介して接続している参加者は VoIP を介して接続している参加者の声を聞くことができますが、VoIP を使用している参加者が電話回線を使用している参加者の声を聞くことはできません。
これらのオプションは、主催者が特定の方法で会議中にオーディオブロードキャストを処理する様々な場面をサポートします。 例えば、長い会議の中断中に、主催者がオーディオのブロードキャストを停止したり、電話を使用した Bridge の参加者が他の参加者に聞かれることなくディスカッションを行ったりできます。

A. オーディオポップアップメニューのオーディオの一時停止オプション B. 一時停止したオーディオを示す通知機能
注意:
主催者は全出席者のブロードキャストを停止できますが、特定の参加者についてはできません。
注意:
主催者が退席したときにコンファレンスが終了しないようにするには、「Universal Voice コンファレンスの開始に関するベストプラクティス」を参照してください。
注意:
オーディオコンファレンスに対する変更は、会議を再起動するまで有効になりません。
オーディオコンファレンスのデフォルトの設定値を設定することができます。
自分のオーディオに「マイクを使用(コンピューター/デバイス)」を選択します。
会議の全参加者に口頭での議論への参加を許可する場合は、「参加者にマイクの使用を許可する」を選択します。
電話を使用してオーディオコンファレンスに出席する場合は、「電話を使用」を選択します。
自分のオーディオプロファイルで同時にマイクも電話も使えるように設定されている場合、「テレフォニーのオーディオをブロードキャスト」というオプションが表示され、デフォルトでそれが選択されています。 両方のオプションを使用する場合、「テレフォニーのオーディオをブロードキャスト」が選択されたままにします。
オーディオコンファレンスが始まるときに参加者にダイヤルインのオプションを表示する場合は、「ダイヤルインの詳細を参加者に提供する」を選択します。
ダイヤルアウトフィールドを表示して、そこに参加者が会議から電話をとるための電話番号を入力できるようにする場合は、「ダイヤルアウトするオプションを参加者に提供する」を選択します。
会議が始まるときにオーディオコンファレンスを開始する場合は、「この会議では自動的にオーディオコンファレンスを開始する」チェックボックスをオンにします。
会議が始まるときにオーディオコンファレンスの開始を促す場合は、「会議の開始時にオーディオコンファレンスの開始ダイアログを表示する」チェックボックスをオンにします。