Adobe Connect Central アプリケーションでは、イベントに関する様々な種類の情報を表示できます。 管理者とイベント主催者に加え、イベントライブラリフォルダーの管理権限を持つユーザーが、イベント情報を見ることができます。
Adobe Connect Server にアップロードされたすべてのコンテンツのリストを表示することができます。 管理者とイベント主催者に加え、特定のイベントライブラリフォルダーの管理権限を持つユーザーが、コンテンツリストを見ることができます。
イベントダッシュボードには、イベントに関する統計データがグラフィカルに表示されます。 ダッシュボードを表示するには、イベントウィンドウの上部にあるタブバーの下の「イベントダッシュボード」リンクをクリックします。
このデータには、「マイ イベント」フォルダー内のすべてのイベントが反映されます。 データは棒グラフで表示され、最近 6 か月間で最もアクティブな(セッション数によって決まる)イベントを示します。 グラフ内の個々のイベントのいずれかをクリックすると、そのイベントに関する詳細な情報が表示されます。
イベントマネージャーは、すべての電子メールトリガーに対して、イベント用に送信された電子メールのステータスを追跡できます。 このオプションは、イベントの下にある「電子メールオプション」タブで使用できます。

Adobe Connect では、カタログにパブリッシュされたすべてのイベントを一覧表示するマスターイベントカタログリストが自動的に生成されるため、さらに簡単にイベントを見つけられるようになりました。 設定で埋め込みコードを使用すると、任意の Web サイトにイベントカタログを埋め込むことができます。 「イベント管理」タブで、フォルダーに複数のフォルダレベルのイベントカタログを作成することもできます。 イベントカタログでは、イベントリストのリスト表示と日付表示が利用できます。
イベントカタログには、単一ページに Adobe Connect アカウントの今後のすべてのイベントが一覧表示されます。 このカタログ内のイベントのリストを編集することや、イベントの順序を変更することもできます。 イベントは、タグに基づいてフィルタリングできます。おすすめイベントは、カルーセル内で強調表示できます。
イベントの特定カテゴリをハイライトするには、特定のタグを使用して事前にフィルタリングしたイベントカタログの URL を共有することができます。 この URL はタグの ID を使用して構築することができます。
これで、この構成済みの URL を共有できます。 この URL にアクセスすると、特定のカテゴリのイベントのみが表示されます。
注意:イベントにおすすめイベントタグを追加できるのは、イベント管理者のみです。
イベント管理者は、イベントカタログのレイアウトとブランディングをカスタマイズできます。 イベントカタログをカスタマイズするには:
Adobe Connect Central の「イベント管理」タブをクリックします。
イベントカタログを選択し、「編集」をクリックします。
デザインビューでテンプレートを編集します。
イベントの管理者は、組織全体の Adobe Connect イベントを管理します。 イベント管理者は個々のユーザーとグループのアクセス権を管理し、イベントマネージャーの権限を設定し、追加のイベント管理者およびイベントマネージャーを作成します。 また、ユーザー、イベントタグ、電子メールエイリアス、分析管理、イベントカタログ、および共有テンプレートのグループメンバーシップの管理も担当します。 イベント管理者は任意のイベントをおすすめイベントとしてハイライトできます。
イベント管理者は、イベントマネージャーグループのメンバーを追加したり削除したりできます。 「グループメンバーシップの編集」オプションを使用して、グループまたはユーザーにイベントマネージャーの役割を割り当てることができます
グループのメンバーを追加または削除するには:
Adobe Connect Central は、Web アプリケーションを使用してイベントレポートを提供します。 Adobe SiteCatalyst アカウントがある場合は、Adobe SiteCatalyst アカウントからイベントデータにアクセスすることもできます。
分析を有効化するには:
必要に応じて、アカウント管理者はアカウントの解除を有効にすることができます。 「参加者向けに解除を有効にする」オプションは、イベントの作成時に使用できます。詳細については、参加度の追跡を設定するを参照してください。
このオプションが有効になっていると、Adobe Connect は、イベント主催者にイベント会議情報をレポートするときに、参加度の指標と非公開チャットメッセージカウントを除外します。
イベントにタグを付けておくと、組織の Web サイトやイベントをパブリッシュする他の Web サイトでユーザーがイベントをフィルタリングできます。 イベントにおすすめイベントのタグを追加すると、そのイベントは、イベントカタログの「おすすめイベント」セクションに表示されます。
イベントにタグを追加するには:
Adobe Connect Central を使用すると、イベント参加者が電子メールでクエリを送信する電子メールエイリアスを設定できます。 さらに、エイリアスから応答を送信できます。
イベントエイリアスを追加するには:
イベントの管理者は、全社で使用できるキャンペーン ID を作成できます。 一貫性のあるキャンペーン ID を使用すると、統一感が得られ、キャンペーン追跡に使用しやすくなります。 キャンペーン割り付けと ID 管理についての詳細は、「キャンペーン ID の管理」を参照してください。
イベント作成者は、新たに提供されたイベントのレポート、およびユーザー情報レポートと呼ばれるカスタムのレポートにアクセスできます。 イベント管理者は、「新規書き出しテンプレート」を作成し、書き出された CSV ファイルに表示されるデータを定義できます。
イベント管理者は、イベントのページ、カタログ、および電子メールを非常に柔軟にデザインできます。 イベントを作成する前に、必要条件を処理するテンプレートが必要です。 Adobe Connect は、共有テンプレートと非公開のテンプレートをサポートします。 イベントマネージャーは非公開のテンプレートを作成でき、イベント管理者は共有テンプレートのみを作成できます。 イベント管理者は共有テンプレートを作成することで、会社の様々な要件に対処することができます。 また、イベント管理者のみが、このようなテンプレートを編集できます。 一般的にテンプレートの共有は、会社の情報のやり取りにおいて一貫性と企業イメージを確実に維持するために作成されます。
Adobe Connect では、追跡データを報告目的で Adobe SiteCatalyst に送信します。 このデータに基づいて、Adobe Connect は Adobe SiteCatalyst のレポートツールを使用してイベントレポートを作成します。 レポートには、様々な観点からのイベント統計が表示されます。
イベントレポートにアクセスするには、Adobe Web アプリケーションを使用します。 Adobe SiteCatalyst のアカウントがあれば、アドビの Web アプリケーションを使用して、レポートだけでなく、そのアカウントのイベントデータにもアクセスできます。
特定のイベントライブラリフォルダーの管理アクセス権を持つ管理者、イベント主催者、およびユーザーは、イベントレポートを設定できます。
主催者に匿名で送信される情報の提供者から除外されたい参加者に対し、除外を選択するためのオプションを与えることができます。 参加者が追跡からの除外を選択すると、Adobe Connect が会議情報を主催者に報告する際に、参加度の指標と個人的なチャットメッセージが除外されます。 Adobe Connect は、それ以外の一般的なイベント関連情報だけを報告します。
主催者から提供されていれば、Adobe Connect の会議、仮想教室、セミナー、イベントの参加者は「解除」オプションを使用できます。 ただし、会議、仮想教室、またはセミナー室がイベントと関連している場合は、イベントの解除設定が優先されます。
解除オプションが有効にされた場合、Adobe Connect は各レポートタブにそのことを示します。 アカウント管理者のみが解除を有効にできます。 追跡解除機能の有効化の詳細については、「分析の有効化」を参照してください。 詳細については、参加度の追跡を設定するを参照してください。
ユーザー情報レポート
ポップアップメニューから必要なレポート形式を選択し、「レポートデータのダウンロード」をクリックして CSV ファイルをダウンロードします。 このレポートでは、フィルターと並べ替えが適用されるオンラインレポートと比べ、イベントに関する総合的な情報が提供されます。
デフォルトのレポートである Adobe_Standard には、オンラインレポートに表示される情報が含まれています。 このファイルには、イベントの登録開始から終了までの間に追跡された集計情報が含まれています。 このファイルには、特定の登録された参加者や招待した参加者がイベントに参加したかどうかに関する情報が含まれます。 このファイルには、出席者の情報として、ログイン名、キャンペーン ID、登録用の質問に対する回答、イベント中の質問に対する回答などが含まれます。 また、このファイルには「潜在顧客の資格条件を設定」セクションで設定した条件に基づいた参加資格を持つ潜在顧客に関する情報も含まれます。
これらの CSV レポートのカスタマイズについて詳しくは、「ユーザー情報レポートのフォーマットの設定」を参照してください。
イベント変換ファネル
ユーザーがイベントページを表示してから、イベントへの参加を完了するまでのユーザーの活動データです。 このレポートは、「登録」タブの「潜在顧客の資格条件を設定」セクションで設定した条件に基づいた参加資格を持つ潜在顧客を識別します。 参加資格を持つ潜在顧客は、ユーザーが登録時またはイベント中に入力した関連情報に基づいた潜在顧客です。
変換ファネルを使うと、宣伝の有効性を測り、参加資格を持つ潜在顧客を特定することができます。
ユーザー情報レポート
「レポートデータのダウンロード」をクリックすると、イベントに関する詳細な情報が記載されたカンマ区切り値(CSV)ファイルのレポートをダウンロードできます。 このファイルには、イベントの登録開始から終了までの間に追跡された集計情報が含まれています。 このファイルには、特定の登録された参加者や招待した参加者がイベントに参加したかどうかに関する情報が含まれます。 このファイルには、出席者の情報として、ログイン名、キャンペーン ID、イベント中の質問に対して出席者が入力した回答などが含まれます。 また、このファイルには、主催者によって分析される要件に関する情報が含まれます。 また、このファイルには「潜在顧客の資格条件を設定」セクションで設定した条件に基づいた参加資格を持つ潜在顧客に関する情報も含まれます。
キャンペーンレポート
キャンペーンレポートが含まれるイベントの個々のキャンペーンプロモーションの成功を測定できます。 イベントを宣伝するために実施した各種キャンペーン(例えば、ソーシャルメディアや電子メールキャンペーン)の集計情報をリストします。 つまり、すべてのキャンペーン ID のイベントに登録およびログインした参加者数とともに、情報ページや登録ページを訪問した参加者数について説明します。 また、このレポートには、使用したキャンペーン追跡 ID ごとに、イベントにログインした人数と参加資格を持つ潜在顧客数が表示されます。 このレポートを有効にするには、イベントの作成または編集を行う際に「キャンペーンの追跡を有効化」オプションを選択します。
キャンペーンレポートには、イベントで実施された様々なキャンペーンの有効性が表示されます。
登録の質問レポートには、各種の登録の質問に対する回答数が表示されます。
参加度レポート
参加度レポートでは、イベントへの参加メーターの情報を直接使用して、イベント中に参加と出席のレベルがどのように変化するかを示します。 レポート上にポインターを移動すると、会議中の特定の時間の数値を表示できます。
参加度レポートは、参加者が熱心に参加しているかを総合的に示すものです。
チャットと Q&A の使用状況
このレポートの棒グラフに、特定のイベントのチャットメッセージと Q&A の総数をすばやく簡単に表示することができます。 例えば、交換されたチャットメッセージの合計数、公開メッセージ数、非公開メッセージ数が表示されます。
また、このレポートには、イベント中に受けた質問の合計数や、回答された質問数などのデータも表示されます。 このデータを使用すると、未回答質問数を計算できます。 このレポートには、分析を目的とした追跡の解除を選択したユーザー数は含まれません。
チャットと Q&A の使用状況レポート。
ファイルのダウンロード状況
イベント中にファイルをダウンロードできる場合、参加者のダウンロード数がこのレポートに表示されます。 ダウンロードされたリソースごとに、リソースをダウンロードした人数が表示されます。 また、イベントの出席者数も表示されます。
ファイルのダウンロード状況には、イベント中にダウンロードされたリソースが表示されます。
投票状況には、投票回答数が表示されます。
出席者ステータスの使用状況レポートによって、出席者の参加の様子、つまりイベントの有効性が分かります。
Adobe Connect と Adobe SiteCatalyst は、主催者、参加者、イベントデータを取得および処理して、各種のレポートを生成し、詳細な分析を提供します。 また、Adobe Connect は、会議中の出席者ポッドの参加度も個別に表示します。
次のリストに、保存されている各種の参加者およびイベントの詳細を示します。
個人の次のアクティビティが取得されます。
投票回答
Q&A アクティビティ
ログイン時間
イベント登録時の回答
ダウンロードしたファイル
イベントログイン
登録フォームへのアクセスに使用されたキャンペーン ID
会議中は、参加者の識別情報を取得せずに、次のアクティビティが取得されます。
1 分あたりの会議の参加度
1 分あたりの会議の出席
会議の合計チャット回数
会議出席者のステータス変更回数
次のイベント登録アクティビティが取得されます。
個人の登録ページの回答
登録完了
登録フォームで使用されたキャンペーン ID
コースまたはカリキュラムでは、次のデータが取得されます。
コースで回答を得られたやり取り(質問データ)
全体的な追跡データ(点数、状態、時間、場所、クイズデータなど)
受講回数
内容に費やした時間
コースが実施される日付と時間
カリキュラム ID(コースがカリキュラムから起動された場合)