小会議室は、会議またはトレーニングセッション内で作成できるサブ会議室です。小会議室は、大きな 1 つのグループを、話し合いや共同作業を行うための小規模のグループに分割するのに役立ちます。小会議室は、200 人以下の出席者を含む会議やトレーニングセッションで使用することができます。主催者は 1 つの会議またはトレーニングセッションにつき最大 20 つの小会議室を作成できます。
例えば、1 つのセッションに 20 人の出席者がいる場合は、4 つの小会議室を作成し、各会議室に 5 人の出席者を移動させることができます。 小会議室では、オーディオ設定によっては、出席者は互いに話をすることができます。 チャットポッドを使用したり、ホワイトボードで共同作業を行ったり、スクリーンを共有したりすることができます。 主催者はすべての小会議室を訪問して会議のサポートを行ったり、質問に答えることができます。
小会議室での作業が完了したら、主催者は小会議セッションを終了して、出席者をメイン会議室に戻すことができます。 主催者は、小会議室で行われた内容を出席者全員と共有することができます。 必要に応じて、主催者は出席者を同じ小会議室に戻すことができます。 会議室をもう一度使用する場合は、小会議室のレイアウトとコンテンツを再利用することもできます (ただし、小会議室への出席者の割り当ては保持されません)。
オーディオコンファレンスが進行中のとき、小会議室の数はオーディオプロバイダーがサポートする数を超えることはできません。 小会議室のいずれかで、ユーザー数がオーディオプロバイダーがサポートする最大数を超えると、小会議室を開始できません。
注意:
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、会議室のレイアウトおよび会議室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
注意:
Universal Voice を使用するオーディオコンファレンス内の小会議室には、独自のオーディオはありません。メイン会議室のオーディオがあるだけです。 すべてのオンライン対話を記録する必要がある場合は、承諾と制御の設定を使用して小会議室を無効にすることを検討します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
統合テレフォニープロバイダーが Adobe Connect の小会議室をサポートしている場合、それぞれの小会議は個別のオーディオコンファレンスになります。 小会議室が閉じると、すべての出席者はメインのオーディオコンファレンスラインに自動的に戻ります。
オーディオ小会議をサポートしている非統合プロバイダーを使用している場合は、オンラインの小会議室に合わせて、テレフォニー小会議を(非公開のオーディオブリッジを使用して)手動で設定します。
使用しているプロバイダーがオーディオ小会議をサポートしていない場合は、代わりに VoIP とコンピューターのマイクを使用します。 小会議室ごとに個別の VoIP オーディオチャンネルが作成され、それぞれ個別に対話することができます。 参加者には、小会議室でプレゼンターの役割が自動的に割り当てられ、完全な VoIP 権限が与えられます。 主催者が小会議セッションを終了すると、すべての出席者はメイン会議室と VoIP オーディオチャネルに戻ります。
注意:
VoIP が不可能な場合、出席者はチャットポッドを使用して小会議室で対話することができます。
小会議室では、ビデオポッドの次の動作に注意してください。
「プレゼンタービューを強制」オプションは、小会議室では使用できません。
「プレゼンタービューを強制」の設定は、小会議室の使用前後に保持されます。
小会議室の開始または終了時に、全員のフルスクリーンモードが終了します。
主催者は、デフォルトの小会議室のレイアウトを使用することも、小会議室で専用に使用する新しいレイアウトを設計することもできます。 コンテンツや出席者を小会議室に送信する前に準備作業を行う場合は、カスタムの小会議室のレイアウトを作成します。 カスタムレイアウトを作成しておくと、会議を迅速に進め、編成を効率的に行うことができます。
「小会議を開始」ボタンをクリックしたときにアクティブなレイアウトが、すべての小会議室で再現されます。 例えば、レイアウト 1 がアクティブな場合に、小会議を 3 つの会議室で開始すると、それらの 3 つの会議室ではレイアウト 1 が使用されます。 会議またはトレーニングセッションをレイアウト 2 に変更し、小会議室 4 を追加すると、小会議室 4 ではレイアウト 2 が使用されます。
小会議室ごとに異なるレイアウトを使用する場合もあります。 例えば、小会議室ごとに含まれるコンテンツまたは出席者への課題を変えることができます。この場合は、小会議室ごとに異なるレイアウトを作成し、「小会議を開始」をクリックしたときに目的のレイアウトがアクティブになるようにします。
会議が進行中でも、参加者のレイアウトに影響を与えずに、準備モードに入って小会議室を作成することができます。 小会議が始まると、準備モードで作成しておいたレイアウトが使用されます。
小会議室ごとに異なるコンテンツが必要で、異なるレイアウトは必要ない場合、出席者が会議やトレーニングセッションに参加する前に会議室を準備します。 まず、必要な数の小会議室を設定します。次に、「小会議を開始」をクリックし、部屋から部屋へと移動して、必要なコンテンツを各共有ポッドにロードします。 次に、小会議を終了します。 出席者が参加し、「小会議を開始」を再びクリックすれば、コンテンツは準備完了です (必要に応じて、会議中に小会議室のレイアウトやコンテンツを変更することもできます)。
小会議室では、出席者に自動的にプレゼンターの役割が割り当てられます。 出席者は、音声の共有、共有ポッドでのコンテンツの共有、ホワイトボードの変更、ノートポッドへのテキストの追加を行うことができます。 出席者がメイン会議室に戻ると、それぞれの以前のステータスに戻ります。
注意:
小会議室では、ゲストとしてサインインした出席者を含むすべての出席者が、共有コンテンツをダウンロードできます。
- プレゼンターとして割り当てられた出席者がいる小会議室
注意:
会議またはトレーニングセッションを録画しているときに出席者を小会議室に送ると、メイン会議室の録画のみが継続されます。 そのような録画は編集を行って、録画を見るユーザーが空のメイン会議室の映像を視聴することのないよう配慮します。詳しくは、「録画された会議の編集」を参照してください。
主催者は、すべての小会議室にメッセージをブロードキャストできます。 この機能は、1 つ以上の会議室から同様の質問を受けている場合に役に立ちます。 また、小会議セッションが終了し、メイン会議室に戻る数分前に、出席者に警告メッセージを送信することをお勧めします。 この仕組みによって、出席者は小会議セッションが終了する前に、発言、ファイルのロード、ホワイトボードでの作業を終了できます。
主催者が出席しているかどうかに関係なく、出席者ポッドの「出席者ステータスビュー」 内のオプションを使用します。例えば、質問をし、ステータスオプション「賛成」または「反対」を使用して出席者に回答してもらいます。
詳しくは、「トレーニングまたは会議の出席者との通信」を参照してください。
メイン会議室の主催者は、BOR 内のユーザーのステータスを表示できます。
主催者は、投票を会議室に配置し、投票ポッドを開くことで、小会議室ごとに個別の投票を実施することができます。
投票の概要については、「出席者による投票」を参照してください。
- 同じ小会議室にいる主催者に口頭で質問するには、用意されているオーディオ(VoIP またはテレフォニー)を使用します。
- 同じ小会議室にいる主催者に対して質問を入力するには、チャットポッドメニュー
を使用して主催者にメッセージを送信します。主催者は、チャットポッドで、出席者のみまたは全員に回答できます。
- 会議内のすべての主催者に質問するには、「主催者にメッセージを送信する」ボックスに入力し、「送信」ボタン
をクリックします。質問は、出席者の名前と共に小さなメッセージボックスですべての会議主催者に表示されます。 主催者は、出席者の小会議室に入り、チャットポッドを使用して回答できます。
小会議室でチャッドポッドを使用できる場合は、チャットを使用して自分が参加している会議室内でのみ他の出席者と通信できます。 別の小会議室の出席者とはチャットできません。
チャットポッドの使用の概要については、「会議でのチャット」を参照してください。
注意:
ポッドメニューでは、小会議室からのポッドは、出席者ポッドでそれらを削除するまで使用可能です。