オーディオプロバイダーは、Adobe Connect で動作するオーディオコンファレンスサービスを提供する会社です。 管理者は、あるアカウントの全ユーザーが使用できるオーディオプロバイダーを設定します。主催者は会議などの特定の用途にプロバイダーを設定します。アカウントの管理者および主催者は Universal Voice 用にオーディオプロバイダーを設定できます。
Universal Voice オーディオプロバイダーの設定には、主催者および参加者がオーディオコンファレンスに参加するのに必要な詳細が含まれています。 これには、電話番号やオーディオコンファレンスへのダイヤルインに必要な手順などが含まれます。 設定では主催者が定義するオプションも指定します。例えば、管理者は会議へのダイヤルインのトーンと一時停止を設定します。主催者は、参加者がオーディオコンファレンスに参加するために使用する会議 ID とパスワードを用意します。
Universal Voice オーディオプロバイダーを設定した後、会議の主催者はプロバイダーにマッピングするオーディオプロファイルを作成できます。 オーディオプロファイルには、オーディオコンファレンスを開始するためのオーディオプロバイダーのコンファレンス設定が含まれています。
Universal Voice オーディオプロバイダーには、以下の種類があります。
Adobe Connect オーディオプロバイダーについて詳しくは、「オーディオコンファレンスのオプション」を参照してください。 Adobe Connect は、「0800」または「0808」で始まる英国のフリーダイヤル番号、または「00800」で始まる国際フリーダイヤル番号を受け入れます。
特定のアカウントで使用可能なすべてのオーディオプロバイダーが、プロバイダー情報ウィンドウに表示されます。 各オーディオプロバイダーには、説明情報およびオーディオコンファレンスに接続するためのダイヤル順序が設定されています。 任意のオーディオプロバイダーに関連付けられた情報を表示できます。 有効なプロバイダーのみを編集できます。
注意:
管理者、制限付き管理者および主催者がこのウィンドウにアクセスできます。

新しいオーディオプロバイダーウィンドウまたはオーディオプロバイダーを編集ウィンドウを使用して、Universal Voice オーディオプロバイダーを設定します。 新規オーディオプロバイダーまたはオーディオプロバイダーの編集ダイアログボックスのフィールドのうち、赤い星が付いているフィールドは必須です。
アカウントにオーディオプロバイダーを追加すると、プロバイダーはプロバイダー情報ウィンドウ(管理/オーディオプロバイダーまたはマイプロファイル/マイオーディオプロバイダー)に表示されます。

プロバイダーのステータス(有効/無効)
有効なプロバイダーのみを編集できます。 主催者がオーディオコンファレンスのオーディオプロファイルを設定するとき、有効なプロバイダーが主催者に表示されます。 1 つのアカウントに対して複数のプロバイダーを有効にできます。
注意:
プロバイダーを無効にすると、このプロバイダーに設定されている現在のオーディオプロファイルもすべて無効になり、オーディオプロファイルと会議の関連付けが解除されます。
URL
情報ページへのリンクです。 例えば、このページには、主催者がオーディオプロファイルの設定時に使用するコンファレンスアカウントの詳細を含めることができます。 情報ページには、オーディオプロバイダーからコンファレンスアカウントを購入するためのサインアップページがあることもあります。 通常はアカウント管理者がこれらの情報ページを作成します。
ダイヤルイン番号
会議にダイヤルインするための番号 ダイヤルイン番号を追加するには、「番号を追加」をクリックし、「場所」という語をクリックして、Internal や国名などの名前を入力します。 「番号」という語をクリックしてダイヤルイン番号を入力します。 ダイヤルイン番号は会議室の右上隅に表示されます。
注意:
「0800」または「0808」で始まる英国のフリーダイヤル番号、または「00800」で始まる国際フリーダイヤル番号を入力してください。
ダイヤルシーケンスまたはダイヤルイン手順は、オーディオコンファレンスへのダイヤルインの DTMF トーンと一時停止です。ホストされたアカウントでは、主催者が会議室でコンファレンスに参加しているときに、Adobe Connect サーバーがダイヤルシーケンスを使用してバックグラウンドでオーディオコンファレンスに参加します。 一部の DTMF トーンは、参加者コードなど、主催者が定義できるオプションです。テーブル内でこれらの項目を正しい順序に従って配置することによって、プロバイダーのダイヤルシーケンスを作成します。
注意:
ダイヤルシーケンスを正しく定義するには、ダイヤルイン手順を少しずつ頻繁に調整する必要があります。 手順フローを作成する方法の 1 つは、電話を使用してオーディオコンファレンスサービスにダイヤルインし、メモをとることです。 例えば、モデレーターとしてダイヤルインし、オーディオコンファレンスを開始します。 別の電話を使用して参加者としてコンファレンスにダイヤルインし、コンファレンスに入るための手順を書き留めます。

A. オーディオコンファレンスに参加するための電話番号 B. アクション間の DTMF トーンおよび一時停止 C. 手順の名前 D. 手順をプログラムするために入力された値 E. 会議へのダイヤルイン F. 会議で表示されない G. 情報をテキストボックスとして表示

コンファレンス番号
オーディオコンファレンスに参加するための電話番号です。コンファレンス番号はダイヤルシーケンスの最初の手順でなければなりません。オーディオコンファレンスに参加するには、ホストアカウントに、通話料無料の米国の電話番号が必要です。ここで、このアカウントのサーバーは Adobe が提供しています。組織内アカウントまたはライセンスアカウントは任意の番号を使用できます。コンファレンス番号のみ、許可されています。
遅延(ms)
アクション間の遅延時間(ミリ秒単位)。 これらの遅延によって、会議参加者が情報を入力する前に、一時停止が提供されます。 例えば、ユーザーは招待のお知らせを待ってから、参加者コードを入力します。 「キー/番号」列で遅延量を指定します。
ラベル
アクションの識別子。 例えば、会議 ID の DTMF アクションをプログラミングするには、列の中の「ラベル」という語を「会議 ID」に置き換えます。 「主催者による定義」アクションのラベルのみがプログラムに表示されます。 会議 ID の例で、主催者がこのプロバイダーのオーディオプロファイルを作成する際には、「会議 ID」というラベルの付いたテキストボックスが表示されます。
(空白)
手順を完了するために必要な、電話機のキーパッドにある数字または記号。 例えば、ユーザーが招待のお知らせを待つ一時停止の時間を 5,000 ミリ秒とプログラミングするには、空白のオプションをクリックして、5000 と入力します。
主催者による定義
アカウント管理者は、オーディオコンファレンスのオーディオプロファイル設定時に主催者に情報の入力を求める場合、このオプションを選択します。 例えば、「会議 ID」というラベルを持つ主催者定義の DTMF アクションでは、オーディオプロファイル設定時に会議 ID の入力を主催者に要求します。
この列のポップアップメニューは、「主催者による定義」の手順でのみ使用できます。 ポップアップメニューのオプションは、主催者がオーディオプロファイルを設定する際に情報がどのように表示されるかを定義します。 また、会議室の「オーディオコンファレンス情報」セクションのような読み取り専用ページに情報がどのように表示されるかを定義します。
ダイヤルシーケンスを使用してオーディオコンファレンスを開始する前に、テストすることをお勧めします。 このテストを使用すると、必要な手順の理由が説明されていることと、手順間の遅延時間が十分であることを確認できます。 主催者が定義する手順をダイヤルシーケンスに追加した場合は、ダイヤルイン手順のテストダイアログボックスにその情報を入力できるように準備しておいてください。 例えば、Adobe Connect を使用して参加者としてオーディオコンファレンスにダイヤルインするには、そのダイアログボックスで参加者コードを入力します。
注意:
入力したフリーダイヤル番号が前記の推奨タイプでない場合は、ダイヤルアウトに失敗します。