会議およびトレーニングの機能がインストールされているユーザーは、仮想教室を作成できます。仮想教室を作成するユーザーは、会議主催者であり、かつトレーニングマネージャーである必要があります。 Adobe Connect 9.4 は、会議の主催者、トレーニングマネージャーを配置する前に、仮想教室マネージャーに同じ権限を持ち、仮想教室を作成できます。指定された仮想教室ライセンス(Adobe Connect 9.4 で導入)の一部として、VC マネージャーは会議の主催者の役割がなくても Adobe Connect VC を使用できます。
仮想教室を使用してトレーニングセッションを実施します。 会議とまったく同様に、仮想教室もカリキュラムに追加できます。 会議とは異なり、仮想教室にはプレゼンターコースを追加できます。プレゼンターコースはコースの修了条件に影響する場合があります (ゲストとして仮想教室に参加している学生には、コースの記録が生成されません)。
注意:
修了条件をユーザーが設定することはできません。修了は出席に基づいて決まります。 出席した学習者は修了とマークされ、欠席した学習者は未修了とマークされます。
会議とまったく同様に、仮想教室には「登録済み学習者のみ」、「登録された学生および許可されたゲスト」および「仮想教室の URL を知っているすべての人」が入室できるという 3 つのアクセスレベルがあります。
注意:
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、仮想教室のレイアウトおよび仮想教室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
仮想教室ウィザードの最初のページで、名前や概要などの仮想教室の詳細情報を入力します (仮想教室名と言語は必須です。その他のフィールドはすべてオプションです)。 これらの情報は、仮想教室の作成後に編集できます。
仮想教室を停止することができます。 仮想教室を停止することで、停止解除するまでユーザーが入室できないようにすることができます。その間主催者は、教室の準備(例えば教室テンプレートの作成)を行い、完了したら停止を解除します。
注意:
「このアイテムにリンクされているすべてのアイテムの情報を更新します」オプションがデフォルトで選択されています。 新しい仮想教室を作成するときには、仮想教室にリンクされているアイテムは存在しませんが、後でアイテムをリンクする場合にはこのオプションを選択したままにしてください。
仮想教室の URL を参照して仮想教室にログインできるのは、登録済みユーザーのみです。 多数のユーザーを登録するには、イベント管理アプリケーションで仮想教室をイベントとして設定します。
仮想教室の作成後に、必要に応じて学習者を追加および削除できます。 また、ユーザーを一括で登録することができます。
仮想教室通知は、仮想教室へのアクセス方法を登録者に知らせる電子メールメッセージです。
通知の書式を設定するとき、件名とメッセージ本文にランタイムフィールドを使用できます。これらのフィールドは、電子メール通知の送信時に自動的に入力される仮想教室情報変数です。
仮想教室の作成後に、仮想教室通知を変更できます。
アラームは省略可能です。仮想教室アラームは、仮想教室の設定後にすべての仮想教室登録者または選択した仮想教室登録者に送信される電子メールメッセージです。 アラームを使って、仮想教室の入室時期が到来したことを登録者に知らせることができます。また、仮想教室に入室する必要があることを特定の受講者に対して通知することもできます。
仮想教室の情報ページから、仮想教室に関する情報を表示できます。 このページは、トレーニングフォルダーリスト内で仮想教室名をクリックすると表示されます。 このページから、名前、概要、URL、アクセスの詳細情報、テレフォニー情報など、特定の仮想教室に関する情報を表示および編集できます。
会議とトレーニングの機能をインストールすると、仮想教室テンプレートを含む「共有トレーニングテンプレート」フォルダーが自動的にインストールされます。 主催者は、最初に仮想教室を使用する前に一時停止を選択することができます。 仮想教室を一時停止にすると、主催者自身を含めすべてのユーザーが強制的に退出させられます。 一時停止は、主催者がテンプレートに最終的な変更を行って変更が確実に適用されるようにする必要のある状況で役立ちます。
テンプレートについて詳しくは、「会議室のテンプレートおよびレイアウト」を参照してください。
トレーニングマネージャーであり、かつ会議主催者である場合は、仮想教室テンプレートを作成できます。仮想教室を 2 つのテンプレートフォルダーのいずれかに移動します。他のユーザーがテンプレートにアクセスできるようにする場合は、共有テンプレートフォルダー(共有トレーニングフォルダー内)に移動します。自分だけがテンプレートを使用する場合は、テンプレートフォルダー(自分のトレーニングフォルダー内)に移動します。
注意:仮想教室を共有テンプレートフォルダーに追加するには、フォルダーに対する管理アクセス権を持っている必要があります。デフォルトでは、自分のユーザートレーニングフォルダーにある仮想教室とテンプレートに対して、フルコントロールの権限を持っています。
これで、選択したテンプレートフォルダーに仮想教室が置かれます。 テンプレートが、共有テンプレートフォルダーまたはテンプレートフォルダーのいずれか適切なフォルダー内のリストに追加されます。
新規仮想教室ウィザードを使用して仮想教室を作成する場合は、「テンプレートを選択」ポップアップメニューから、新しいテンプレートを選択できます。 この教室も他の教室とまったく同様に、必要に応じてカスタマイズできます。 作成した仮想教室に新しいテンプレートを適用することはできません。 この場合は、新しいテンプレートを使用して新しい仮想教室を作成します。 新しいテンプレートにコースが含まれている場合、そのテンプレートから新しい仮想教室を作成すると、この新しい仮想教室にも同じコースが入ります。
通知機能を使用して、仮想教室へのリンクなどの詳細情報を示す電子メールメッセージを、仮想教室の登録者に送信することができます。 登録者全員にメッセージを送信することも、特定の登録者だけに送信することもできます。
Adobe Connect Central のアラーム機能でも、通知機能と同様に、電子メールメッセージを登録者に送信することができます。 通知とアラームの主な違いとして、アラームページでは指定した間隔でメッセージを送信できます。 登録者全員にメッセージを送信することも、特定の登録者だけに送信することもできます。
注意:Adobe Connect 管理者は、ポッド、共有、その他の設定を変更して、ガバナンス基準を遵守することができます。これらの設定は、仮想教室のレイアウトおよび仮想教室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
録画を公開または非公開に設定することで、仮想教室の録画を表示できるユーザーを制御できます。詳しくは、「会議の録画の再生」を参照してください。
「出席者別」レポートには、各仮想教室の参加者の名前、電子メールアドレス、入室時間および退室時間が表示されます。
「コース別」レポートには、仮想教室に組み込まれているすべてのコースが表示されます。 組み込まれている各コースをクリックすると、そのコースを受講した学習者のリストが表示されます。コースが更新されていて、学習者が表示したコースに複数のバージョンが存在する場合、各学習者が表示したバージョンがレポートに示されます。
「セッション別」レポートには、各セッションの開始時間と終了時間、セッション番号、出席者数が表示されます。 セッション番号をクリックすると、このセッションの参加者一覧に、各参加者の名前、入室および退室時間などが表示されます。
「質問別」レポートには、各投票がセッション番号別、個数別および質問別に表示されます。 「レポート」列の下にある該当するリンクをクリックすると、2 つの別々のビューにドリルダウンできます。「回答分布の表示」では、円グラフが表示され、各回答が色分けされて表示されます。 「ユーザー応答の表示」では、回答キーが表示されます。この回答キーを使用すると、この投票の各回答とそれに対応する回答番号を一覧表示できます。これらの回答番号は円グラフに対応しています。 「質問別」オプションが選択されている場合、この投票で回答を行ったすべての参加者と、各参加者が選択した回答番号のリストが表示されます。投票で複数回答が許可されていた場合は、各ユーザーのすべての回答が表示されます。
自己登録オプションはトレーニングカタログを使用して設定します。 自己登録機能を使用する場合は、コース、カリキュラム、および仮想教室をカタログに追加します。 詳しくは、「トレーニングカタログの管理」を参照してください。
注意:
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、自己登録およびトレーニングカタログの設定を変更することができます。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。